What’s New!」カテゴリーアーカイブ

技術系のニュースです。

リモート会議用モニタが便利!

突然ですが、
今、あなたはリモートワークされていらっしゃいますでしょうか…?

それとも、自分は会社に居るけどリモートワークしている方との会議予定がありますか?

今や、在宅でお仕事されていらっしゃる方も珍しくないですよね。
リモートワークはコロナが落ち着いても…
きっと無くなることはない、と言われています。

そんな中、リモートワークをしている企業様からのご相談で「リモート会議がもっと便利になるモニタ」を製作させていただき、この度販売させていただくことになりましたのでご紹介いたします。


1.在宅勤務の方の席に置くためのモニタが欲しい、が元々のご要望

実は、最初に元となったご相談は「リモートワークの方の席に置く、カメラ&スピーカー付きモニタが欲しい」ということでした。

社内の声をリモートワーク者へ届けたい、というご要望

そして、どのように実現しようか考えたところ…

Meeting Owl Pro(ミーティングオウル)」というスピーカー搭載の360°Webカメラを活かして実現するのが早くて最適、
ということになり…
製作させていただいたのがこちら【リモート会議用モニタ IINE-EV01】です!

日本ではソースネクスト株式会社が販売。全周が映る魚眼レンズ搭載のカメラと画像処理ソフト及びAI音声認識を内蔵したカメラ。

新登場 リモート会議用モニタ【IINE-EV01】

<通常のWeb会議との比較>

Meeting OWLが賢く最大3名まで発言者を自動フォーカスしてくれて、さらにそれを手元のディスプレイで見ながら会議できるので便利!

▼▼▼

\3~4人の会議に最適!どこでもリモート打合せをスタートできます/
より手間なく簡単にWeb会議を始めたい方にぴったりなアイテムです。

Web会議を簡単にするモニタ【IINE-EV01】に ご興味ある方はこちらまで
問い合わせする 

2.Meeting Owlは、実に賢くて便利!

Meeting Owl Proは、話した人の方に自動的にフォーカスしてくれる賢いAIカメラで『パソコンとオウルがあればどこでも会議室になります』とのことですが発言者の映像と音声を自動的にフォーカスしてくれるのは便利ですね!

見た目のフクロウも遊び心があってデザインも可愛いです。
電源を入れてMeeting OWLの目が光ったところ

▲ 電源を入れると目が光ます!

元々は米国のOWL Labs社という企業で開発されたWEB会議用製品で、米国を中心に30,000以上の企業で利用されているそうです!

▼ 製品の詳細については、こちらで紹介されています

<ミーティングオウル製品紹介ページより引用:従来のWebカメラとミーティングオウルプロの画面表示の違い>

引用:ミーティングオウル製品紹介ページより https://meetingowl.jp/

<ミーティングオウル製品紹介ページ>
https://meetingowl.jp/

<マニュアルページ>
https://www.sourcenext.com/produce/app/manual/meetingowl/JP/index.html


<参考:ソースネクスト株式会社 国内独占販売権取得プレスリリース>
https://sourcenext.co.jp/pressrelease_html/JS/2020/2020060301/

<参考:Owl Labs(米)のWebページ>
https://owllabs.com/

3.「モニタ画面が無い部屋で、会議もOK」「リモートワーク不在者の席へ置いて会話もOK」

〇小さいリモート会議に、パッと準備
例えば、Web会議用の設備がなくても。映像を映すためのモニタ画面が無い部屋でも。
この【IINE-EV 01】とPCさえあればどこでも簡単にリモート会議がスタートできます。

【リモート会議用モニタIINE-EV 01】利用シーン1:小さいリモート会議

〇リモートワークで不在の席にポンと置いて会話
オープンなデスク環境の場合、リモートワークの方の席にポンと置いておくことでそこに居るかのように会話が可能になります。
【リモート会議用モニタIINE-EV 01】利用シーン2:リモートワークで不在の席へ置いて会話

〇簡単シンプル接続でストレスなし!
重さは約4Kgなので持ち運びも可能です!
【IINE-EV01 Setting Image】USBとHDMIをつなぐだけ、複雑な設定は不要!

Web会議のストレス」「事前設定などの無駄な時間」にサヨナラして
生産性をアップさせたい方はこちらまで
問い合わせする 

[ダウンロード]パンフレットはこちらから【リモート会議用モニタIINE-EV01】

ダウンロード


ブラウザで開く

こちらをクリック


【関連記事】ディスプレイモニタのベゼル(枠)は3Dプリンタで▼
おかげ様で創業36周年(近況話の中にベゼルの話があります) >

エッジコンピューティングに注目!

突然ですが、
エッジコンピューティング】という言葉を耳にしたことはありませんか?

日本システムデザイン株式会社では、今この【エッジコンピューティング】という技術に注目しています。

エッジコンピューティングとは

  • 一体どんな技術なのでしょうか?
  • それを使う理由やメリットは何なのでしょうか?
  • 実例としてはどのようなものがあるのでしょうか?

簡単にいくらかご紹介したいと思います。



1. エッジコンピューティングとは

エッジコンピューティングとは、
データをクラウドに送らずデバイスのすぐ近くで1次処理をすることで分散処理を行い、高速化通信回線の負荷軽減をする仕組みです。

エッジは「」という意味合いです。

例えばスマートウォッチ(ウェアラブルデバイス)で考えてみます。
まず、スマートウォッチ内部のセンサから脈拍データを取得します。そのデータ全てをクラウドへは送って処理するのではなく、端末側(つまりエッジ)で異常がないかチェックし利用者に知らせます。そしてエッジ側で整理された必要なデータのみクラウドへ送信することでスマホからデータ管理が可能となります。

このような仕組みがエッジコンピューティングです。

できることは現場(エッジ)で処理』する、というイメージですね。


2. エッジコンピューティングを採用する理由&利点

では、今注目されている理由は何でしょうか?

エッジコンピューティングを採用するメリットは主に以下の3つです。

※ここのメリットが、「IoT(モノのインターネット)の課題」に対する解決とも期待されています。
① 高速化・高信頼性
デバイスの近くで処理されるため、処理速度が高速になります。
特に、リアルタイム(数ミリ秒単位)で処理判断が求められる場合に最適です。

  • 例えば自動車の自動運転で異常検知に時間がかかっては事故につながってしまいます。少しの遅延でも重大な場合にエッジ処理は適しています。
② 回線コストの削減
IoTの活用が進み、生みだされるデータ量は膨大です。
ですがエッジ側で1次処理して必要なものだけをクラウドへ送信することで、ネットワークの負荷を軽減させることが可能になります。

  • 例えば監視カメラの場合、顔だけを切り抜きサーバーへ送信することで通信料の削減になります。
③ セキュリティの強化
IoTでは以前からセキュリティ面が懸念されていました。インターネットを介してクラウドに接続するため、外部からの脅威にさらされるリスクが高いためです。

エッジコンピューティングでは外部ネットワークを介さずエッジ側(端末内部や近くのサーバ)で処理を行うため、データ漏洩リスクを軽減することができます。

  • 例えば入館記録の場合、顔などの個人情報はエッジ側で匿名化し最低限必要なメタ要素だけをクラウドへ送ることで漏洩リスクを軽減できます。
  • 高機密データを収集、蓄積したくないプライバシーを保護したいという場合に適しています。


3. エッジコンピューティング活用事例

■IoTカメラ「Vieureka カメラ」パナソニック株式会社
パナソニック株式会社の「Vieureka(ビューレカ)プラットフォーム」対応のIoT(AI)カメラは、来客の行動把握による店舗運営のサポート、工場での従業員の行動管理などで利用される。

カメラ本体で画像解析を行うため、現場のパソコンは不要。

映像データは送信せずに解析データのみ送ることで通信コストも抑えられ、また画像はカメラ内で破棄されプライバシーの保護も可能になっているとのこと。

カメラ内蔵のアプリのアップデートも遠隔操作で可能。

「Vieurekaプラットフォーム」
IoT機器による画像解析、クラウドからIoT機器(CPU内蔵のIoTカメラ(*1))の管理、IoTカメラ内のアプリのアップデートを行うことのできるプラットフォーム。

引用:パナソニック株式会社 https://tech.panasonic.com/jp/bi/vieureka/camera.html

<参考元URL:>
パナソニック株式会社
 
https://tech.panasonic.com/jp/bi/vieureka/about.html

■除草ロボット「See & Spray」Blue River Technology社
John Deere社(米)傘下のBlue River Technology社(米)は、半導体メーカーNVIDIAのエッジプラットフォームを活用して、除草ロボットSee & Spray」を開発。

ディープラーニングアルゴリズムを活用し、雑草と作物を区別することで雑草だけに正確に除草剤を噴射できる。

それにより、雑草対策にかかるコスト削減除草剤消費量の削減、除草剤を農地一帯に散布することに伴う安全性の課題解決に期待されている。


Blue River TechnologyYouTube公式ページ より引用> Blue River Tech – See & Spray testing

引用:Blue River Technology社 https://bluerivertechnology.com/our-products/

<参考元URL:>
Blue River Technology社
 https://bluerivertechnology.com/

日本経済新聞「エッジコンピューティングの活用進む8つの業界」2020.03.30
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57251700W0A320C2000000/


4. AIでできること

では、今後もっとIoTを活用するためにAIができること(得意なこと)は何でしょうか。
こちらにまとめてみました。

クラス分類 (教師あり学習)
AIに情報を入れて学習させることによって、カテゴリー分けする技術です。
ラベル付けされた教師データを学習することで、ある決まったカテゴリー(クラス)に分けることをクラス分類といいます。
カメラで写された画像が人なのか犬なのか・・・女性なのか男性なのか・・・を学習データに基づいて判断します。

回帰 (教師あり学習)
連続する数値を予測する技術を回帰といいます。
例えば、過去の販売実績や販売価格、天気や気温などの実績データを学習することで、「明日、どのくらいその商品が売れるか」のように将来の売上予想をするといったものです。

クラスタリング (教師なし学習)
クラスタリングは、沢山の情報から似たものを集めてグループ化することです。
例えば、顧客アンケートをインプットすることで顧客タイプや属性を分析することに使われます。

異常検知 (基準値ベース/教師あり学習/教師なし学習)
通常とは異なる値を検知した場合に異常を知らせる技術です。
例えば、工場の機器などの場合異常値のデータが少ない場合があるため、その場合は「教師なし学習」が用いられます。

強化学習
AI自身が試行錯誤しながら、最適なシステム制御を実現するのが強化学習です。ゲームや自動運転に利用されています。

※プロ棋士に勝利した人工知能「AlphaGO」のアルゴリズムも強化学習を使用。


5. これから

今ある課題解決のために、これからどんな新しいアイデアが生まれるでしょうか。



日本システムデザイン(株)では
AIを使った 新しい“エッジデバイス
 ×
35年以上の“JSD 画像処理センシング技術

をベースに、より人の役に立つものづくりをしていきたいと考えています。

エッジコンピューティングについてご要望などありましたらご相談ください
お問い合わせはこちら 

エッジコンピューティングと関係のある用語解説もご覧ください
↓ ↓ ↓ 
IoTの用語解説へ >
AI(人工知能)の用語解説へ >
クラウドの用語解説へ >

手の血管まで3Dプリント!

先日、3Dプリンターが届いた件をお伝えしましたが、こちらは技術エキスパート 井谷の手の「3Dプリント試作」です!

血管まで再現されています。

こちらは、プリンタに読み込ませる手の3次元データ.stl)です。


STL(Stereolithography:英 ステレオリソグラフィー)データ形式は、3Dプリンターの入稿フォーマットとして多く利用されているそうです。


【3Dプリントの流れ】

①プロジェクタとカメラで、データを取得
位相シフト法 × 空間コード法を使って、
高精度な手の形状データを取得

②STL形式のデータに変換

③3Dプリンタに②のデータをセット(USB接続)してプリント

今回の手の3Dデータ作成方法ですが
位相シフト法と空間コード法の2つを合わせて使い3次元データを作っています。
技術に関して詳しくは以前の記事もご覧ください。

日本システムデザイン(株)では、高精度な3次元画像処理やハード(基板)の設計からソフト、メカ制作までまるっと制作できます。
(※機密保持により、公開不可のものも多数ございます)

  • 既製品では希望する機能の実現ができなかった
  • 市販のボード(基板)やセンサの寄せ集めだとコストが高くなってしまうし、コンパクトに作ることが難しい
  • 自社で開発したいので、協力してほしい(共同開発)

などのご相談がございましたら、ぜひこちらからお問い合わせください。


◆◆ その他の試作 ◆◆

モンキーレンチアジャスタブルレンチ)の試作です。
開口部の幅を調節するためのネジは実際に回して動かすことができます!




*** その他の「組み込み技術」も、ぜひご覧ください ***

「画像処理に最適な、新しいLED」▼
太陽光LEDで自作照明 -画像処理と演色性- >

「組み込み技術≒メカトロ技術」▼
日本システムデザイン(株)×メカトロニクス >

3Dプリンタがやってきました

3日ほど前、弊社に “電子レンジのような機械” が届きました!

“What's arrived?” 3Dプリンターの写真

3Dプリンタ」です。

3Dプリンターの写真 外観写真

数年前でしょうか、一時期話題になっていましたよね。

今後は製品のプロトタイプ試作品)を作る際などに、こちらの3Dプリンタを利用していく予定です。

弊社は今年から特に「ロボット」に力を入れていきますので、製品制作の効率アップに期待です!


ブランド名】QIDIテクノロジー
【 品番 】QD3DMAKER
【 価格 】¥48,999 ※執筆時点
近頃は、かなり価格も下がっているようでこちらはナント5万円をきっています。

本体に用意されていた「サンプルデータ」で試作してみると・・・

とても綺麗な仕上がりで出来上がっていました!

3Dプリンタ サンプル試作品の仕上がり

オレンジ色のこちらは
“フィラメント” という3Dプリンタ用の材料(素材)です。

3Dプリンタ オレンジ色のフィラメント(PLA素材)

一見、ワイヤーのようにぐるぐる巻きになっていて、グルーガンのグルースティックが細くなったような雰囲気でもありますね。

フィラメントは大きく「2種類」あるようです。このオレンジ色のものは【PLA】という素材ですが、【ABS】素材も利用可能とのことでした。それぞれ、一長一短あるので作る物の目的に応じて使い分けられるようです。

2種類の樹脂素材の特徴


【 PLA 】・・・ポリ乳酸 ※Poly-Lactic Acidポリ乳酸の頭文字より

  • プリント温度が低い(180〜200ºC)
  • 反りにくい
  • 削りにくい
  • 環境にやさしい(※完全植物由来)

→形状の確認や、後から加工しないもの向き。熱いもの、場所で利用されるものは向かない。

【 ABS 】・・・アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン

  • プリント温度が高い(210〜240ºC)
  • 反りやすい
  • 加工しやすい
  • やや柔軟性あり

→耐熱性、耐久性に優れたものにしたい時。

3Dプリンタの今後の活躍に期待です!

以上、技術ニュースでした。

※後日、面白い試作品についてアップ予定です!

プリント中の写真(Side、Front)

日本システムデザイン(株)では、高精度な3D画像処理による検査装置やロボットなどを開発しております。
(※機密保持により、公開不可のものも多数)

  • 高精度で複雑な画像処理が必要だけど、これは実現可能?
  • 市販の画像処理装置では対応しきれない

ということがございましたら、お気軽にご相談ください。

*** その他の「組み込み技術」も、ぜひご覧ください ***

「3次元画像処理」▼
位相シフト×空間コードで3次元位置をはじき出す >

「円筒状内径の微小な傷~鋳巣までの傷欠陥に」▼
レーザ傷検査装置製品ページ >

「組み込み技術≒メカトロ技術」▼
日本システムデザイン(株)×メカトロニクス >

太陽光LEDで自作照明 -画像処理と演色性-

2019.12.27 結果を追記しました! ↓↓↓

今日も、技術のエキスパート井谷のデスクを覗いてみると・・・
なにやら長細いものが2つ。

What are you developing?【太陽光LEDで照明づくり】

なんと照明を自作しておりました!

「検査装置ではなく、照明ですか!?」と思わず訊いてしまいましたが、それは“画像処理の精度を高めるため”。

ある画像処理の検査装置が、現場(工場)では正常に認識されなかったそうです。

もちろん社内テストでは正しく画像認識されていましたし、工場の外に出て自然の太陽光の下でテストすると上手くいったとのこと。

そのため、原因が工場内のLED照明ではないかと想定。改善するために “太陽光LED※1” を使った照明を試作している、とのことでした。

太陽光LEDをユニバーサル基板に12個ライン状に並べた照明

▲ユニバーサル基板と呼ばれる穴が開いている基板を縦長にカットし、太陽光LEDを12個ライン状に並べた照明

※1 今回試作に利用したのは豊田合成株式会社さんの太陽光LED

 【品番】 ENB01-NHSD7-F1
 【区分】太陽光
 【色温度】5000K

引用:豊田合成株式会社LEDページ >製品一覧 > 仕様書(日本語)P.8</a>より抜粋” width=”400″ class=”aligncenter size-full wp-image-9812″ /><br />
 <cite>引用:豊田合成株式会社<a href=LEDページ > 製品一覧仕様書(日本語)P.8より抜粋

太陽光LED”とは “一般的なLED” 照明と、どう違うのでしょうか?

一般的なLEDは、実は青色のスペクトル波長)成分がとても強いです。
対して、太陽光LEDは青だけ突出しておらず波長が平坦です。

※下記図中の一番右列が【一般的なLED】、左から2列目が【太陽光LED】


<参照:豊田合成株式会社 > 太陽光LEDについて

引用:豊田合成株式会社 > 太陽光LEDについて

▲ クリックで画像を拡大できます

そのため、今回の事象でも本来青色が “少なく” 検出されるべきところが、青の波長が少なくならないことで、結果として他との差が出ずワーク(対象物)が正しく認識されない結果となっていました。

========(2019.12.27追記)=====================
今回の照明を使い、遮光カーテンを追加することで、一般LEDを使った工場内でも正常に検査ができた、と報告をいただきました!

※この検査システムの詳細は、後日お知らせ予定です

今後、日本システムデザイン(株)では「太陽光LED」を検査装置における照明のスタンダードとしていきます。
=============================

キーとなるのは「演色性※2」という指標です。

※2 演色性 【単位:Ra

色の見え方の指標。光のスペクトル(波長の分布)から求められ[Ra]という単位で表される。太陽の光を100とし数字が低くなるほど、太陽光のもとでみえる自然色と違った見え方になる。

(*光の色味を表した数値「色温度:K(ケルビン)」とは異なります)

一般的なLEDは演色性が低く、例えば生のお肉の色(赤色)も太陽光の下だと赤味があって美味しそうに見えますが演色性の低いLED電球の下で見ると黒ずんで美味しくなさそうに見えます。
演色性違いのイメージ(生のお肉)

理想の光は「太陽」で、光の波長の分布がフラットな方が画像処理に適している、ということなんですね。

ちなみに工場内はすべて一般LEDが使用されており、そのRa(演色性)は68と低めです。

演色性が高い蛍光灯は生産中止→LED化という時代の流れの中、今回の試作照明で使った “ 太陽光LED ” は今後の画像処理(カラーカメラ)における救世主となるかもしれません。

(日本システムデザイン(株)でも、画像処理の照明におけるスタンダードとしていく予定です!)

太陽光LEDを使った試作照明(LEDチップの拡大画像、ライト点灯時)

以上、最新情報についてでした。

日本システムデザイン(株)では、高精度な3D画像処理による検査装置を開発しております。
(※機密保持により、公開不可のものも多数)

  • 高精度で複雑な画像処理が必要だけど、これは実現可能?
  • 市販の画像処理装置では対応しきれない

ということがありましたら、お気軽にご相談ください。

*** その他の「組み込み技術」も、ぜひご覧ください ***

「3次元画像処理」▼
位相シフト×空間コードで3次元位置をはじき出す >

「円筒状内径の微小な傷~鋳巣までの傷欠陥に」▼
レーザ傷検査装置製品ページ >

「組み込み技術≒メカトロ技術」▼
日本システムデザイン(株)×メカトロニクス >

丸太の径級計測システム

この度、
製材会社様向け【丸太の径級計測システム】についての製品ページを公開いたしましたのでお知らせいたします。

丸太の小口面を3D距離画像カメラで撮影することで径級サイズを計測します。

一番の特長は「丸太の長さがバラバラであっても、1軸テーブルを利用しカメラが自動的に適切な位置へ移動するので高精度な計測が可能なところ」です。


【径級計測システム】3つのベネフィット (1:現場作業要員の省人化(自動化)、2:作業員の従事時間を削減、3:手検尺よりも正確で安全)




現場での横からの撮影

ライン上から丸太が1本けり出されて来ると[画面右手]、カメラが自動的に計測に最適な位置まで移動[画面左手]します。


【径級計測システム】ブロック図(イメージ図)

▼ 詳細製品ページはこちら

【丸太の径級計測システム】[Diameter grade measurement](丸太の長さがバラバラでもOK)ページへのリンク

  • 製材加工の現場で、これは自動化できる
  • 市販の装置では対応しきれない計測システムを実現したい

ということがありましたら、お気軽にご相談ください。

*** その他木材関連装置はこちら ***

(お客様の声)『ライン上での寸法測定が無くなったので稼働がより効率的になりました』▼
【事例】木材検寸装置 >

「径級仕分け・受入検査・材の管理」に▼
丸太外径検査装置(ログスキャナ) >

「正答率 99.10%以上!」▼
年輪方向判定装置 >

17年前の1軸加振機コントローラ

本日は昔の開発について少しご紹介!

技術のエキスパート・井谷のデスクを覗いてみると・・・

今度は大きな箱のようなものが!

1軸加振機コントローラー ポラロイドイメージ(What are you developing?)

こちらは、だいぶ昔に開発した
1軸加振機のコントローラ】 です。

1軸加振機コントローラー

およそ17年ぶりに、壊れて修理のために戻ってきたそうです。

加振機」、つまり故意に振動を起こすことで何をするのでしょう?

答えは「車のシート」の

  • バネの状況をチェックしたり、
  • 実際に人が乗ってみて座り心地を試してみたり

という用途に使われる、ということなんだそうです。

160Kgくらいは積載可能だとか。

【1軸加振機コントローラ】ボイスコイルモータ(VCM)のドライバを12個も搭載

▲加振機にはボイスコイルモータVCM:Voice Coil Motor)という、スピーカーと同じ原理で振動を起こすモータを“12個”も使っています。コントローラ内部にはボイスコイルモータのドライバが見えます。

【1軸加振機コントローラ】内部の部品が焼けている様子

▲上の蓋を外すと・・・一部焼けてしまっている様子!
 17年以上もずっと現役で動いてくれていたのですね。

こちらは、
1軸』 = 上下(Z軸)縦方向だけのシンプルな加振動ですが、
6軸』という複雑な振動を起こすコントローラも過去開発しています。

6軸加振機コントローラ
ロールピッチヨーの “ 回転運動 ” と、
X軸Y軸Z軸の “ 平面運動 ” を、
任意の指定された方向に振動するように制御

詳しくは、こちらもご覧ください。
 ↓
【代表者挨拶 > 18の特徴的な開発】
8.振動試験装置用6軸加振コントローラ


▲ クリックで画像を拡大できます

「組み込みシステム」に関してお困りのことなどございましたら、お気軽にこちらからご質問ください。

問い合わせする 

新しい開発はこちら
【位相シフト×空間コードで3次元位置をはじき出す】 >

日本システムデザイン(株)の沿革はこちら
マイクロマウスから始まりました >

溶接部を追従して走るロボット。

本日は新しい開発の様子を少しご紹介!

技術のエキスパート・井谷のデスクを覗いてみると・・・

何やら、赤いレーザの光を発している車のようなロボットが。

溶接部追従ロボット ポラロイドイメージ(What are you developing?)

溶接の欠陥を検査する”ために
溶接面をトレース(追従)して走る」ロボットを開発中でした!

溶接部追従ロボット アップ(操作パネル、レーザ光)

自動的に溶接部分を見つけ、追従して動きます!

まずはこちらの動画[0:09]をご覧ください
↓↓↓

木の棒を動かした方向に、ロボットが寄ってきていますよね。

金属の溶接部分は下の図のように重なり合っていて必ず【段差】があります。
レーザ照射&画像処理”により、その段差の中心を見つけ、なぞっていく仕組みを開発したそうです。

Welded part 溶接部構造(このような段差がある!)

▼【参考】段差検出時の画像処理画面(緑色のラインが段差を検出した箇所)
段差検出時の画像処理画面(特定の段差を検出、要件と一致しない段差には反応しない)

検査時以外は、リモコン操作で動いてもらう。

検査以外の時にロボットを移動させたいこと、ありますよね。
でも機械って結構重いんです。

こちらは約30Kgほど。

簡単に移動可能なようにリモコン操作でも動かせる仕組みにしているので、ロボットに自分で動いてもらって移動させることができるそうです。
リモコン操作も可能。

特定の対象に追従して、機械を動かしたい」というご要望などございましたら、お気軽にこちらからご質問ください。

問い合わせする 

溶接部追従ロボット 参考画像(①画面側から撮影したもの、②タッチパネルで操作、③木の棒をワークとしてレーザー照射した様子)

画像処理に関連する他の記事もご覧ください
【位相シフト×空間コードで3次元位置をはじき出す】 >

【年輪方向判定装置 稼働スタート!】 >

位相シフト×空間コードで3次元位置をはじき出す

より高精度な3次元画像処理

以前からピッキングロボットなどで「3次元の画像処理」開発を行っていましたが、
今回は

対象が複雑な形でも対応できる、より“高精度”な “ 3次元画像処理

のご紹介です。

まずは、こちらの動画をご覧ください!(※眼がチラチラするのでお気をつけください)
↓↓↓

パラパラと連続で光が照射されていますよね。

ワークの上部には、カメラとプロジェクタがあり、全部で「28パターン」の光を照射してそれをカメラで撮影しているそうです。それから画像処理をして高精度な3次元位置を特定します。

カメラとプロジェクタ

照射の様子(プロジェクタからのパターン照射の画像×8枚)

しくみは「位相シフト法」と「空間コード法」の“良いとこどり”

今開発のキーワードはこの2つです。

  • 位相シフト法
  • 空間コード法

★【位相シフト法】だけだと → 精度は良いけれど高さ情報が分からず
★【空間コード法】だけだと → 高さは分かるけれど精度があまりよくない、とのこと。

ですがこの2つの方法を組み合わせることでお互いの短所を補い合うことが出来ます。

少し仕組みについてご紹介しますと、パターン照射してそれをビット毎に割り当てることで空間コードを割り出し「三角測量」を使って高さを導きます。

よって精度の高い「位置X、Y、Z座標)」と「傾きロール・ピッチ・ヨー)」までを算出できるそうです。

3次元画像処理仕組みイメージ(「三角測量で高さを算出」)

参考画像

▼参考:こちらは、シリンダブロックを空間コード化した画像

【参考】シリンダブロックを空間コード化した画像

▼参考:位相シフト法サイン波変換シミュレートした「グラフ

【参考】位相シフト法のサイン波変換をシミュレートした「グラフ」

以上、新しい開発のご紹介でした。

日本システムデザインでは、ハード(基板)の設計からメカ制作までまるっと制作できます。

オーダーメイドなのに小回りがきくから、例えば【基板を小さく】【市販物よりコストカット】などお客様に好評いただいております。

『こんな開発はできるの?』や
『コストはどのくらいかかる?』などご質問・ご要望などをぜひお気軽にお聞かせください!

[ダウンロード]スライド資料はこちらから【位相シフト法×空間コード法による「高精度3次元画像処理」】

ダウンロード


ブラウザで開く

こちらをクリック


◆◆ P.S 3次元画像処理は30年以上前から ◆◆

3次元画像処理は30年以上前からのイメージ

今からだいぶ昔(1987年頃)にも同じような3次元の画像処理開発をしたことがあるそうです。

ちょうど「空間コード法」が専門家の間で言われ始めた頃だそうで、「製造ラインでピッキングを行うために」空間コード法を使って開発したそうです。

当時は道具(カメラなどメカ)も今より性能が良くはなかったですし、今よりも難しい開発だったかも・・?

弊社は、代表・麥田と井谷がマイクロマウスに情熱を持ったことから始まりました。
マイクロマウスとは、世界で歴史のあるロボット競技

マイクロマウスって何?という方はこちらもぜひご覧ください!


マイクロマウス解説ページへのリンクバナー

▲別ウィンドウで表示します

ワーク(木材)の有無と色を同時検出▼
塗布検査装置 >

“人手の負担を減らす” バラ積みワークのピッキング▼
ピッキングロボット >

年輪方向判定装置 稼働スタート!

(2020年9月4日追記)現在、正答率99.56%で稼働しています!

年輪方向判定装置ってどんな装置?

カメラで「木材小口の年輪の向き」を判定する装置です。

カットされている製材の年輪を検出して “年輪の中心が上か下か” を判定します。
カメラで写した木材小口(年輪の中心は上↑?or下↓?)

製材の「反り方向を揃える」のを自動化したいため

この年輪検出装置は、
反りの向きを一定に揃える】という目的のためです。
今まで人が目視で行っていた「反りの向きの判断」を自動化することで、人手を減らすことができます。

木材は乾燥させると必ず反りが発生します。

年輪の外側の方がより水分を多く含んでいるため、丸太の表面に近い側(木表:きおもて)がへこむ形で反りが出るそうです。

木の反り(乾燥させると木表が凹む)

一旦乾燥させて反ってしまった木材を再度削って「反りのない真っすぐな製材」にする際、機械の関係で “反りの向きを揃える” 必要があるそうです。

木が反る方向は年輪と相互関係があるので「年輪の向きを判定することが出来れば、反りの向きも判断できる」ということになります。

現場で新たな障害も!照明を工夫して正答率をアップ

現場に納品してからの正答率ですが、

★当初
95%~96%
 ↓
★改修を重ね
97.2%
 ↓
97.41%
 ↓
97.76% までで上げてきていました。

その中で正答率を下げる原因が【鋸目(のこめ)】であるということが分かりました。

丸のこでカットした鋸の跡が照明の影となり、年輪と鋸目の区別がつかなくなっているものがあったのです。

そこで、当初斜めから1方向で照らしていた照明をやめて2方向から照らすことで、できるだけ「鋸目の影」ができないように変更しました。
年輪検出装置(照明を変更したBeforeAfter)

★現在は、照明の変更により
97.76% から
 ↓
99.10% まで正答率を上げた状態で稼働しています。
 ↓
(2020年9月4日追記)パラメータの調整により、現在、正答率99.56%で稼働しています!

年輪方向判定装置 メイン画面(結果表示)イメージ

▲(参考)PC画面での結果表示

********************************

同じような悩みや自動化を検討されている現場の方で
ご質問・ご相談などありましたら、お気軽にご連絡ください。

問い合わせフォーム >

既存の製品についてはこちらもご覧ください。

製品一覧ページへ >

受託開発がほとんどであり非公開の製品も多くあります。
製品として公開しているものは少ないですが、実際は沢山の製品を開発しております!