用語解説【マイコン】


1. マイコンとは

【用語解説】マイコン(microcomputer)

Word
マイコン
英語
microcomputer、microcontroller

マイコンとは「 基板の上に載っている小さなコンピューター」のことです。


こちらの用語は人や時代によって使われ方が異なります
このページでは「組み込みシステムを制御するための電子部品」を指して説明しますのでご了承ください。

このような基板についている小さな黒いチップをご覧になったことはありますか?
↓↓↓ マイコンの外観
この黒い小さなチップが「マイコン」で、人間でいうと頭脳にあたり色々な電子機器を制御してくれます。

例えば、洗濯機や冷蔵庫などの家電製品やほとんどの電気製品に組み込まれています。

家電にはマイコンが入ってる例(洗濯機、冷蔵庫、エアコン、電子レンジ、携帯電話など)

マイコンの四方からは沢山の「細い銀色の線」が出ていますね。こちらは内部のチップと基板とをつなげて電気を通すために必要で、「」や「ピン」と呼びます。

マイコン内部の構造(横から見た図)
ちなみにマイコンという言葉は【和製英語】です。

海外の方と話す際には「microcomputer(マイクロコンピュータ)」・「microcontroller(マイクロコントローラ)」と伝えてみてくださいね。


学生さんひらめき(男子)
マイコンって、私たちの身の回りの電化製品にほぼ入っている電子部品のことなんだね!



例えば、私たちが「ご飯を早く炊きたい」と思って炊飯器の【早炊き】スイッチを押すとすると。

中に居る“マイコン”が「考えて」 → 「ご飯を早く炊くための動作(余熱や蒸らしの工程時間を少なくして加熱する)」を実行してくれるということね。

学生さんひらめき(女子)



2. CPU?MPU?

マイコン” について調べると、
CPU」「MPU」「マイクロコントローラ」「マイクロプロセッサ」・・・と色々な単語が出てきて混同しませんか?

どれも厳密には少しずつ違うかもしれないですが、結局ほとんど同じでどれも似たようなもの(「マイコン」≒「CPU」)と思えば良いかもしれません。

それぞれについての説明を、一例として挙げてみますのでご参考までに。

CPU
(しーぴーゆー)
Central Processing Unit: 中央演算処理装置
演算・制御する部分のことを言います。
命令を読み出し、解読して実行するところ。

人間で例えると「脳」にあたります。
MPU
(えむぴーゆー)
Micro Processing Unit: 超小型演算装置
CPU(Central Processing Unit)を搭載した演算処理を行う半導体デバイス。
マイクロコントローラ
microcontroller
ハードウエアを制御するための集積回路のこと。

マイクロプロセッサ
microprocessor
現在の「マイコン」にあたる昔の呼び方

主にコンピュータの演算機能を担う半導体チップのこと。

世界初のマイクロプロセッサは、1970年代の始めに電卓用半導体チップ『Intel4004』として誕生。
→「用語解説:組み込みシステム>2.どうやって誕生したの?(歴史)」をご参照ください
マイクロコンピューター
microcomputer
現在の「パソコン」にあたる昔の呼び方

マイクロプロセッサを使用したコンピュータのこと。
パソコンが出始めた頃(パソコン黎明期、1970年代~1980年代)メインフレームなどと比較して小さかったため、こう呼ばれた。

マイクロコンピューターを略して「マイコン」とも呼ばれた。


こう並べてみても、ややこしいわね!

昔は、今のマイコンのことは「マイクロプロセッサ」と呼んでいて、パソコンのことを「マイコン(マイクロコンピュータを略して)」と呼んでいたのね。

学生さんひらめき(女子)


学生さんひらめき(男子)
歴史と共に定着したりしなかったり、環境や人によって呼び方が異なったりするみたいだけど・・・あまり気にしすぎずに通じればどっちでもOKじゃないかな!?




3. 日本システムデザイン(株)×マイコン

実は、日本システムデザイン株式会社の創業のきっかけである “ マイクロマウス ” も、この「マイコン」を搭載した自律型ロボットの競技です。

マイクロマウスとは

マイクロコンピュータ※を搭載した、自律制御で未知の迷路を走りゴールするまでのタイムを競うロボットおよびロボット競技 のこと。

マイクロマウスって何?という方は詳しい解説もぜひご覧ください!
誕生の歴史マイクロマウス競技の意義と魅力、さらに「どこにも載っていない貴重な資料」なども公開しております。
マイクロマウス解説ページへのリンクバナー



そして、創業前に代表の麥田と井谷が所属していたのが「福山マイコンクラブ」。


▲1985年「つくば万博のマイクロマウス世界大会」順位表のプリント写真

マイコンという名前がついてますね!
(ですが最近はあまりマイコンという言葉を使わない、とも・・・?)


そしてマイコンを含む制御システムを「マイコンシステム」あるいは「組み込みシステム」(エンベッドシステム:embedded system)といい、弊社は、組み込みシステムを提供することで、
現場における
  • 省人化・無人化
  • ミスをなくす
  • スピードアップ
などの見えないゴールをお届けしております。

日本システムデザインは小回りがきく会社。

だからオーダーメイドなのに低コストで実現できるかもしれません。



ご要望やご質問がございましたらお気軽にお聞かせください。





学生さんひらめき(男子)
マイコンってね、進歩が早いんだって。どんどん進化する。

刀は鉄砲にかなわない
マイコンの世界もこれと同じで、古いものにこだわったりしがみついていると競争力を失ってしまうかもしれないんだよって。



例えば、
・100人でやっていたものが1人でできるかもしれない。
・圧倒的に処理スピードが早いかもしれない。
・製品サイズを小型化できるかもしれない。

古いものでいくら頑張っても追いつけないことは良くあるから、新しいものは使っていった方が得策なのね!

学生さんひらめき(女子)





◆◆ P.S 別々で考えない、JSDの強みって? ◆◆
(代表・麥田の話より)

ハードソフトメカ

それぞれを分けて考えると、固定化したりされたり押し付け合いになってしまったり想いがすれ違ったり・・・
良いものが生まれないことが多々あるそうです。

日本システムデザイン(株)は、ハード・ソフト・メカを別々に考えずにごちゃまぜに考える(同時開発する)ことで

  • より良いものを作ることができたり
  • 効率的が上がったり

そこを追求した「ものづくり」をしています。

例えばソフトとハードは相互関係にあるので、望む機能をソフト・ハードの「どちらで実現させるのか」配分も考えなければいけません。
どうしても大きな会社では部署毎など分業になってしまう。
そうすると、片方が固定化されてそれ以上のことが生まれないことも多いとか。

もちろん開発規模によっては、「CADが得意な人にメカ設計を依頼」したりといった様に分担はするけれど。

考える時は、担当の技術者がまとめて考える。

『ひとりひとりが、全体を考えて監督できる力がある、 だから強いんです。』


別々で考えない強味




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Written in 2019.03