年輪方向判定装置 稼働スタート!


年輪方向判定装置ってどんな装置?

カメラで「木材小口の年輪の向き」を判定する装置です。

カットされている製材の年輪を検出して “年輪の中心が上か下か” を判定します。
カメラで写した木材小口(年輪の中心は上↑?or下↓?)


製材の「反り方向を揃える」のを自動化したいため

この年輪検出装置は、
反りの向きを一定に揃える】という目的のためです。
今まで人が目視で行っていた「反りの向きの判断」を自動化することで、人手を減らすことができます。

木材は乾燥させると必ず反りが発生します。

年輪の外側の方がより水分を多く含んでいるため、丸太の表面に近い側(木表:きおもて)がへこむ形で反りが出るそうです。

木の反り(乾燥させると木表が凹む)

一旦乾燥させて反ってしまった木材を再度削って「反りのない真っすぐな製材」にする際、機械の関係で “反りの向きを揃える” 必要があるそうです。
木が反る方向は年輪と相互関係があるので「年輪の向きを判定することが出来れば、反りの向きも判断できる」ということになります。


現場で新たな障害も!照明を工夫して正答率をアップ

現場に納品してからの正答率ですが、

★当初
95%~96%
 ↓
★改修を重ね
97.2%
 ↓
97.41%
 ↓
97.76% までで上げてきていました。


その中で正答率を下げる原因が【鋸目(のこめ)】であるということが分かりました。

丸のこでカットした鋸の跡が照明の影となり、年輪と鋸目の区別がつかなくなっているものがあったのです。

そこで、当初斜めから1方向で照らしていた照明をやめて2方向から照らすことで、できるだけ「鋸目の影」ができないように変更しました。
年輪検出装置(照明を変更したBeforeAfter)

★現在は、照明の変更により
97.76% から
 ↓
99.10% まで正答率を上げた状態で稼働しています。


年輪方向判定装置 メイン画面(結果表示)イメージ
▲(参考)PC画面での結果表示




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