3Dプリンタがやってきました

3日ほど前、弊社に “電子レンジのような機械” が届きました!

“What's arrived?” 3Dプリンターの写真

3Dプリンタ」です。

3Dプリンターの写真 外観写真

数年前でしょうか、一時期話題になっていましたよね。

今後は製品のプロトタイプ試作品)を作る際などに、こちらの3Dプリンタを利用していく予定です。

弊社は今年から特に「ロボット」に力を入れていきますので、製品制作の効率アップに期待です!


ブランド名】QIDIテクノロジー
【 品番 】QD3DMAKER
【 価格 】¥48,999 ※執筆時点
近頃は、かなり価格も下がっているようでこちらはナント5万円をきっています。

本体に用意されていた「サンプルデータ」で試作してみると・・・

とても綺麗な仕上がりで出来上がっていました!

3Dプリンタ サンプル試作品の仕上がり

オレンジ色のこちらは
“フィラメント” という3Dプリンタ用の材料(素材)です。

3Dプリンタ オレンジ色のフィラメント(PLA素材)

一見、ワイヤーのようにぐるぐる巻きになっていて、グルーガンのグルースティックが細くなったような雰囲気でもありますね。

フィラメントは大きく「2種類」あるようです。このオレンジ色のものは【PLA】という素材ですが、【ABS】素材も利用可能とのことでした。それぞれ、一長一短あるので作る物の目的に応じて使い分けられるようです。

2種類の樹脂素材の特徴


【 PLA 】・・・ポリ乳酸 ※Poly-Lactic Acidポリ乳酸の頭文字より

  • プリント温度が低い(180〜200ºC)
  • 反りにくい
  • 削りにくい
  • 環境にやさしい(※完全植物由来)

→形状の確認や、後から加工しないもの向き。熱いもの、場所で利用されるものは向かない。

【 ABS 】・・・アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン

  • プリント温度が高い(210〜240ºC)
  • 反りやすい
  • 加工しやすい
  • やや柔軟性あり

→耐熱性、耐久性に優れたものにしたい時。

3Dプリンタの今後の活躍に期待です!

以上、技術ニュースでした。

※後日、面白い試作品についてアップ予定です!

プリント中の写真(Side、Front)

日本システムデザイン(株)では、高精度な3D画像処理による検査装置やロボットなどを開発しております。
(※機密保持により、公開不可のものも多数)

  • 高精度で複雑な画像処理が必要だけど、これは実現可能?
  • 市販の画像処理装置では対応しきれない

ということがございましたら、お気軽にご相談ください。

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