「3Dプリンタ」です。
数年前でしょうか、一時期話題になっていましたよね。
今後は製品のプロトタイプ(試作品)を作る際などに、こちらの3Dプリンタを利用していく予定です。
弊社は今年から特に「ロボット」に力を入れていきますので、製品制作の効率アップに期待です!
【ブランド名】QIDIテクノロジー
【 品番 】QD3DMAKER
【 価格 】¥48,999 ※執筆時点
近頃は、かなり価格も下がっているようでこちらはナント5万円をきっています。
本体に用意されていた「サンプルデータ」で試作してみると・・・
とても綺麗な仕上がりで出来上がっていました!
オレンジ色のこちらは
“フィラメント” という3Dプリンタ用の材料(素材)です。
一見、ワイヤーのようにぐるぐる巻きになっていて、グルーガンのグルースティックが細くなったような雰囲気でもありますね。
フィラメントは大きく「2種類」あるようです。このオレンジ色のものは【PLA】という素材ですが、【ABS】素材も利用可能とのことでした。それぞれ、一長一短あるので作る物の目的に応じて使い分けられるようです。
【 PLA 】・・・ポリ乳酸 ※Poly-Lactic Acidポリ乳酸の頭文字より
- プリント温度が低い(180〜200ºC)
- 反りにくい
- 削りにくい
- 環境にやさしい(※完全植物由来)
→形状の確認や、後から加工しないもの向き。熱いもの、場所で利用されるものは向かない。
【 ABS 】・・・アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン
- プリント温度が高い(210〜240ºC)
- 反りやすい
- 加工しやすい
- やや柔軟性あり
→耐熱性、耐久性に優れたものにしたい時。
3Dプリンタの今後の活躍に期待です!
以上、技術ニュースでした。
※後日、面白い試作品についてアップ予定です!
日本システムデザイン(株)では、高精度な3D画像処理による検査装置やロボットなどを開発しております。
(※機密保持により、公開不可のものも多数)
- 高精度で複雑な画像処理が必要だけど、これは実現可能?
- 市販の画像処理装置では対応しきれない
ということがございましたら、お気軽にご相談ください。
*** その他の「組み込み技術」も、ぜひご覧ください ***
「3次元画像処理」▼
位相シフト×空間コードで3次元位置をはじき出す >
「円筒状内径の微小な傷~鋳巣までの傷欠陥に」▼
レーザ傷検査装置製品ページ >
「組み込み技術≒メカトロ技術」▼
日本システムデザイン(株)×メカトロニクス >