本日は昔の開発について少しご紹介!
技術のエキスパート・井谷のデスクを覗いてみると・・・
今度は大きな箱のようなものが!
こちらは、だいぶ昔に開発した
【1軸加振機のコントローラ】 です。
およそ17年ぶりに、壊れて修理のために戻ってきたそうです。
「加振機」、つまり故意に振動を起こすことで何をするのでしょう?
答えは「車のシート」の
- バネの状況をチェックしたり、
- 実際に人が乗ってみて座り心地を試してみたり
という用途に使われる、ということなんだそうです。
160Kgくらいは積載可能だとか。
▲加振機にはボイスコイルモータ(VCM:Voice Coil Motor)という、スピーカーと同じ原理で振動を起こすモータを“12個”も使っています。コントローラ内部にはボイスコイルモータのドライバが見えます。
▲上の蓋を外すと・・・一部焼けてしまっている様子!
17年以上もずっと現役で動いてくれていたのですね。
17年以上もずっと現役で動いてくれていたのですね。
こちらは、
『1軸』 = 上下(Z軸)縦方向だけのシンプルな加振動ですが、
『6軸』という複雑な振動を起こすコントローラも過去開発しています。
- 6軸加振機コントローラ:
-
ロール、ピッチ、ヨーの “ 回転運動 ” と、
X軸、Y軸、Z軸の “ 平面運動 ” を、
任意の指定された方向に振動するように制御
詳しくは、こちらもご覧ください。
↓
【代表者挨拶 > 18の特徴的な開発】
8.振動試験装置用6軸加振コントローラ
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