DigiKeyでBeagle bone black用のLCD(4.3inch)を購入して組込みLinuxに取り組むことになり、開発環境としてQt(キュート)が良さそうなので使ってみることにした。
とりあえずのメインターゲットはLinuxでAndroidとiOSは評価のみ
色々なOSで試してみた雑感とインストールメモ
1.Windows8.1
インストールは簡単に出来たがサンプルの実行がなかなか出来なかった
出来てもどうもモッサリしているのでちょっと試しただけでパス。
2.VirtualBox上のUbuntu14.0
Qtの自動的にOSを識別してくれるインストーラでは何故か32bitのLinuxを64bitと御認識してしまいうまく行かなかった。
インストールファイルを指定してダウンロードし、実行することで殆どのサンプルが動作したしWindows版より心持サクサク動作するような気がする。
(躓いた点)
A.Qtダウンロードサイトの自動認識が32bit版Linuxを64bitと御認識して失敗したため暫く悩んだ。
B. OpenGLが動作するためにはUbuntuに追加パッケージを導入しなければならない。
3.Mac OSX
インストールとMACとiOSをターゲットにしたサンプルは簡単に実行できた。
ただAndroidをターゲットにするための設定が判りにくい。
Androidシミュレータを動作させるためにJDKとAndroidSDK、Android NDKをインストールする必要があるのだがインストールは簡単にできるものの、というかインストーラが自動的に処理を済ませてしまうためQtに登録するツールのパスがどこにあるのか見つけにくい。
A. JDKのパス
ここで教えてもらったコマンド
/usr/libexec/java_home -V
を使ってやっと見つけた。
B.Android SDKのパス
最初Android SDKも一緒にインストールされるというAndroid StudioをインストールしてみたらどうしてもSDKの場所が見つけられなかったのでAndroid Studioを削除してAndroid SDKをダウンロードして解凍して使用。
解凍したあとにSDKマネージャー( tools/android)を起動して必要なPlatformを追加インストール。